中東の民主化ドミノはシナリオ通り?

ドルを買いますか、売りますか

まずはじめに、読者の皆さんも為替ディーラーになった気分で、円相場を読んでみてください。「外国為替ディーリング」とは、「外国通貨の売買」のことですが、これは、「オークション」と同じようなものです。「欲しいものは安く買い」「いらないものは高く売る」のが鉄則です。外国為替というと難しく聞こえるかもしれませんが、これは「外国の通貨という品物(ここではアメリカのドル)を売買すること」です。

 

オークションですから「安く買って、高く売る」あるいは「買った値段が高くとも、より高く売れればよい」のです。逆でも同じことです。このときに買ったり売ったりする値段を「相場」と呼びます。相場は上がるか下がるかですので、買った場合は、上がればよいのですし、売った場合は下がればその取引は成功です。上がるか下がるかの確率は50%です。計算上はいかにも簡単、単純に思えます。しかし、そうは簡単にいかないのが相場の世界、勝負の世界です。

 

でははじめてみましょう。ある日の実際の円相場です。上に行くとドルが高くなり、下に行くとドルは安くなります。グラフの下の数字は時間を意味していますが、15-00に1ドルが109円ちょうどになっています。そこで、ここで質問です。このとき、あなたはドルを買いますか、それとも売りますか。次のページに進む前に「直感」で決めてみてください。

リビアをはじめとした中東の地政学的リスクが意識され、安全資産への逃避が 加速。インフレヘッジの観点から金への投資妙味が増し、スポット金価格は 市場最高値1433.4ドルまで一時上昇する場面も見られた。 今後の中東情勢次第では、原油価格高騰により世界景気が後退するとの懸念 から、安全資産への逃避が更に強まり、金価格は1450ドルを試すとの観測も強 まっている。為替相場でも大きな波乱があるだろう。